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すごい過去のあきんど日誌〜7

切り放し保存日 98/7/5


■6月29日 跳ね馬のお勉強

 もちろん私はそのうちフェラーリを乗りまくる人間であるからして、予習をしっかりやる。えー横浜のショップの試乗会に行って来ました。365GT4/BB、ディトナ、ディノ、カウンタック25thアニバーサリー、355に座ってきました。どれもこれも、シートの真後ろにどでかいエンジン積んでいます。正面衝突したら、自分の真後ろから200-300kgの鉄の塊が突っ込んでくる事を考えれば、フェラーリで事故って生き延びようなど考えてはイカン!というのがよくわかります。
 座った感想ですが、デブはフェラーリに乗れません。身長173cm・体重60kgの私でさえ、シートに潜り込んで突き出したハンドルの下に足をくぐらせるのに苦労しました。あ、「イタリアンポジション」というのも気になったけど、私が座った感触では普通だったよ。ところでそのショップのお客さんたちも何人かが試乗会に自分のフェラーリで来ていたけど、格好がラフで面白かったです。Tシャツにジーンズ、果ては短パンなど。…はい、その通りです。古いフェラーリはクーラーなど「ない」からですね。夏のフェラーリ乗りは、みんな汗くさいかも?

■6月29日 デジタル・カースト

 黒猫妻に学生に書いてもらったアンケート(お手紙?;6/24参照)を見せたのだが、学生があまりにパソコンに触れていないのでビックリしたようだ。舞台にしろ、カメラにしろ、映像にしろこれからパソコンは道具として不可欠である。チミチミ〜そんな事じゃイカンですよ、日大芸術学部。たぶんマンモス大学なので学生にまでパソコンが行き渡らないと思うのだが、何でも吸収できる20歳代前半に道具を知らずに過ごす、というのは可哀想である。いや、可哀想というよりは平和ボケ&モノ余り&オタク技術先進国に生まれたメリットをなんら享受していない事でもある。ホーチミンとかバクダットor 昭和40年代の日本で舞台・カメラ・映像を勉強してきたと言われてもねえ。
 このようにデジタル・カーストは熾烈&苛烈に進行中なのであるが、もっとも哀れ&優越なのは、「パソコンなんて難しくて、私にはできません」とロー・カーストクラスが自分で思いこんでいる点である。いやー自分から進んであきらめてくれるなら、私ら安泰です。本場のカーストな人たちも、どんなに虐げられても熱烈なヒンズー教徒らしいから。

■6月29日 タトゥー・ルックス

 ちょっと前の展示会で、ペーパータトゥーを配っていた。私はタトゥーはペーパーも含めて初めてだったが、自分の身体(その時は腕)に妙な模様があるというのは、なかなか楽しいではありませんか。ちょっとタトゥーが気に入ったワタクシである。しかし、同じ図案がずっと張り付いているというのはイマイチな気もするので、貼れたり剥がせたりする方がいいかも?なお、展示会では女の子が胸元に同じようにペーパータトゥーを貼ってたりするのだが、何故か目が行ってしまう。胸元のタトゥーに!それほどベッピンな姉ちゃんでもないのに!なんだか釣られているみたいで悔しかった。それともこれは世のオトコの条件反射なのだろうか?

■6月29日 子猫は無事か?

 会社の前のビルで、子猫を見た。2匹。ひょっとしたら、6/15日のビルから落ちた子猫は無事だったのかも知れない。少し大きくなっていたし。そうに決めた。
 猫が安らかに眠っている姿をみると、本当に気持ちが安らぐ。あと当然だが、自分の女が安らかに眠っているのも、見ていて気が安らぐ。どちらが上か?と聞かれるとつらいが、今は猫かなあ?

■6月24日 昭和50年代生まれの緊張

 昔、仕事で世話になった先生の依頼で、某大学の講義を受け持つことになった。あ、もちろんレギュラーではなく、2コマ・1日だけのゲスト講師です。私は「ハイスピード・ハイプレッシャー」な人なので、もちろん講義もそうなる。ビシビシ質問、金儲けの話などなど。
 黒猫妻はゲーム学校でゲスト講師をしたとき、「うけるか、うけないか?」を授業成功の基準としたらしいが、私の場合は「圧倒的な力の差を見せつけ、灼き尽くす」をモットーにしております。いいんだよ、学生さんたちには「手強い大人」がいるのを教えてやらんとね。
 授業が終わったあと、「初めて受けたスリリングな講義でした」「生徒の答えに点数をつけるのは失礼ではないでしょうか?」「とても攻撃的な授業でした」「E.Tに似ていると言われたことはありませんか?」などのアンケートを受け取った。面白かったので全部返事を書いた。真面目ジャン、オレ様。

■6月23日 童話作家の黒猫作品

 実は私は童話を書いているのだ。昔に作った作品が、WEB上で公開されることになりました。ここで公開しています。題名は「積み木要塞の黒猫ピエロ」です。童話を見るには、ショックウェーブのインストールやら必要で、しかも重たいけど・・面白い、いや面白いはずです(ちょっと弱気)
 昔の作品が消えないようにがんばって作りましたので、ぜひ見て下さい。あと、もしよろしければ「黒猫サイコー」とかアンケートに答えてもらうと、続編とかいっぱいつくれて、嬉しいなあ…と思っています。よろしくね!
 なお、黒猫ピエロの挿し絵を描いてくれたのは、5月に無事赤ちゃんが産まれたミチコです。

■6月23日 バイクと女

 Newtek World Tourの帰り、MJのミーシャとしみじみ話し合った。
「アメリカンバイクの雑誌を見ていると、女の人が裸体で出ているんですが、あれはどういうことでしょう?」確かに数あるバイク雑誌の中でも、アメリカン(チョッパーとかね)は露出度が高い。レオタードと言うよりはビキニで、何となればトップレスで、ヘンテコに小さい皮のベストでかろうじて巨乳を隠している、といかそういうのだ。
 「なのにカウボーイハットかぶって、ウェスタンブーツはいてるんですよ、裸体なのに」とミーシャは納得がいかない様子。
 ミーシャの偉い点は、私に聞く前にバイク屋の親父に同じ質問をすでにしていることだ。その時バイク屋の親父は、「いやーでも、アメリカン好きな人は結構シャイな人が多いんだよ」という謎の答えをしたらしい。…不明だ。
 ところで、同じバイクの中でもレーサーレプリカ系に出てくるネーチャンは首まで締まったタイトなレオタードにミニスカート・タイツとフェチっぽい。なんでアメリカンは裸体なのに、レーサーレプリカはフェチ系なのか?と考えると、すぐに回答が出た。そうです、バイクのカウルの大きさなのです。
 レーサーレプリカはびっちりカウルで覆われているから、おネーチャンもレオタードにスカート・タイツにハイヒールと来る。一方、アメリカンバイクはカウルなどなく、ガツンとガソリンタンクだけが目立っているので、おネーチャンは巨乳で裸体。すごくわかりやすいぞ。この理屈を「ミーシャ=黒猫・バイクカウル女体論」として・・・どうするというのだ?私はもうこんな事で喜ぶ年齢ではないので、発見者の栄誉はミーシャにくれてやろう。

■6月22日 貧乏モード

 ひーひー言いながら結構ボリュームのある原稿をアップした。初めての編集者(電話のみで面識もない)からの依頼だったので、できるだけ締め切りを守ろうと努力したわけです。なのに、編集部に「原稿できましたあ」と電話したら、休んでやがる。どういうこと?

 ところで貧乏なワタクシである。次の大きな仕事が決まらないので、貧乏なのだ。いよいよ金もなくなり、机の上に貯めていた小銭の山から、銀貨(100円玉と50円玉。500円硬貨があれば、すごいシアワセ)をかき集めて、キッチンジローの500円弁当で飢えをしのぐのだ。あーどうなるのーといいつつ、貧乏をたのしむワタクシである。

■6月15日 子猫は・・

 午後6時半。消防署のスタッフに追われた子猫は、パニックになって屋根の先に走り出し、一度あまどいにぶら下がったものの、すぐに落ちてしまった。5階の高さから、一度、2階にある換気扇カバーにバウンドして。下で落下防止のビニールシートを広げていた消防署スタッフは子猫が落ちるのを見たあと、あわてて自分たちの差し出していたシートを見直したが、そこには子猫の姿はなかった。バウンドした子猫は、壁すれすれに沿って落ち、シートと壁の隙間に落ちていったからだ。それを見届け、私は事務所の窓を閉め、仕事に戻った。

 今日、会社にきたら子猫達の姿はなかった。「ああ、隣のビルの人が来て、子猫の声に気づいて中に入れてあげたのだな」と、その時は思った。昨日はなかったひさしの上のウンチが、子猫の生命活動を象徴しているようで、なぜか安心できた。だが、3時を回る頃、再び子猫の声が窓の外で聞こえ始めた。見ると、やっぱり子猫はいた。腹を減らしている。救いを求めている。昨日、子猫達に餌をあげた私を呼んでいる。買い置きしていた魚肉ソーセージを、焼きミスしたCD-Rでぶつ切りにして、窓から子猫達に投げてあげた。「ッチチチ」と声を出すと、子猫達は窓の下のひさしを駆けて、私の呼ぶ声に反応する。投げたソーセージは2つほど屋根の下に落ちたが、いくつかは子猫達の喉を通った。それからすぐ、午後5時。私は隣のビルの住民に子猫がいることを知らせにいった。幸い、隣のビルの人たちは心優しく、わざわざ私の主張を確認するために、私の招きに応じてくれた。「確かに、いますね。でも、どこから来たんだろう?」

 住民達は自分たちで、慣れない窓を開け、ひさしを伝って子猫達を救おうとした。しかし、高さはビルの5階分ある。ムリだと思ったのか、それからすぐに窓の外で別の声が聞こえ始めた。午後6時に窓を開けてみると、そこには命綱をつけた消防署のスタッフが2名、屋根の上に昇っていた。片手に子猫を1匹捕まえている。2匹いるウチ、どうやら1匹は助けられた様子。さすがはプロだ、税金はキチンと払わないといけない…と、その時は思った。

 だがその後しばらく、もう1匹の鳴き声がやまず、私が窓からのぞいたときにその悲劇は起こった。消防署のスタッフは、ひさしに2名、また地上に落下防止のシートを構えた2名と完全防備。これなら大丈夫、とおもった矢先に子猫は落ちてしまった。子猫が落ちてバウンドする様は、昨晩見たサッカーの試合のようで、現実感がなかった。子猫の痛みは私に伝わらず、落ちる子猫の声も私に届かなかった。
 猫を追いかけたひさしの消防署スタッフは、命綱があったためか、壁→屋根の方に子猫を追った。当然、パニックになった子猫は切り立った屋根に向かって走る。猫族の盲目的な集中力で。だから?ネットを、せめて方向が、私が子猫を呼べば、最後にあの子猫が食べたものは…いろんな考えが、瞬間的にスパークした。助かったかもしれない、体重が軽そうだから。でも私はそれを確認する気も起きなかった。

 逆に、子猫の最後を見届けることができてよかったと思っている。最後に餌をやることができて良かったと思う。子猫達の声が聞けて、こちらに駆け寄る姿が見れて、でも、これが運だとも思っている。ちょっと複雑。こんな時は、パートナーがいて良かったと思う。受けとめることができて良かったと思う。子猫のためにも、前を向く自分のためにも。

■6月14日 謝罪とカネボウへの怒り

 すいません、謝ります。間違いをすぐに認めて謝るのがオレ様のいいところだ。いや、サッカーですが結構楽しめたんですよ、日本vsアルゼンチン戦。私が見始めたところは、ちょうど1点取られて「しおしおのぱー」になっていたようだ。対して、アルゼンチンは1点取ったのでノリノリって感じでしょうか?試合終盤はボールを支配してたし、ガッツも見せた(ツメは甘いが)で満足しました。負けは負けだろうが、クソ負けじゃなかったし。

 ところで新機能製品に弱いオレ様だ。黒猫妻が使っている「ビオレ・鼻パック」の進化を目の当たりにして、ワタクシも新製品を使ってみたくなりました。そこで坂上さんがラジオで紹介していた「カネボウ フィエ毛穴キュッポン」を試してみた。これの新しいところは、専用ジェルでまずマッサージし、毛穴の汚れを溶かしだし、さらに専用スポイト?で「きゅっぽん」と吸い出すところだ。真空力を持って根こそぎ汚れを吸い出すアタリ、膜表面の接着力にたよったビオレ製品にはない科学力を見たのであります。
 結果からいうとダメだった。さっぱりだ。すぐにでも消費者センターに苦情の電話を入れたい気分だ。とれんのですよ、汚れが。少なくとも目に見える形で。ビオレは目に見えるので、すごくいいということに初めて気づいたぞ。
 実は似たような専用スポイトに前もダマされた記憶がある。しかし、今回は天下のカネボウの製品であるからして、超ハイテク力で毛穴の汚れどころか、皮下脂肪や顔面神経、毛細血管にいたるまで、残らず吸い出してしまうようなパワーを期待していたのだ。私は今、許せない気持ちだ。こんなことをしている間にも、子猫ちゃんたちはひもじくて寒くて泣いているのに。あ、関係ないか、これは。でも、苦情の電話をかけたら、「まあ、それはお客様の毛穴が全く汚れていませんことよ。ああ、うらやましい」とか丸め込まれるんだろうな。女性はこの手の「インチキな新製品」に対して怒りは感じるのだろうか?それともそもそも化粧品会社の製品はインチキばかりだから、不問に付すのがエチケットなのだろうか?オレが買う前に黒猫妻が怪しんだので、その直感を信じるべきだったのだろうか・・・深いぜ、化粧品!(化粧品じゃないか?)

■6月14日 子猫救出作戦

 渋谷の事務所で、4・5日前から子猫の鳴き声が聞こえ始めた。最初は、どこかの部屋で飼ってるんだろうな、と気に留めなかったが、昨日アタリから鳴き声がおかしくなってきた。消耗している感じです。死にかかっている感じです。そこで気になって探したら、なんとすぐ隣のビルの屋根のひさしの所にいるではありませんか、子猫が2匹も。遊んでいて落ちたか、取り残されたかは分からないが、とにかく子猫達自身では脱出不可能な窮地にいることは確か。
 「こりゃいかん」と、そのビルに入ろうとしたが土曜日で誰もいない。仕方なく、コンビニで魚肉ソーセージを買ってきて、放り投げる「救援物資直送」作戦を展開。ウチのオフィスから距離にして5メートルくらいの所にいるのだが、ウチからでは手も届かず、どうにもならない。
 幸い、ソーセージは子猫の口にあったらしく喰ってはいたが・・。ずっと雨が降る中、子猫達は身を寄せ合って出窓?のわずかな空間で雨をしのいでいる。気になって仕事になりゃしない。明日はビルの住人に直談判しに行こう!

■6月14日 4人サッカーとイヤガラセ

 今日はウチでご飯を食べるぞとはりきって帰ってきた。そしたら、ちょうどサッカー(日本vsアルゼンチン)をやっていた。前半終了間際しか見ていないが、なんか日本チーム4人しかいないみたい。やることなす事、すべてアルゼンチンの得になるようにボールが動く。・・・負け入ってますね。
 さて、ワールドカップのチケット騒ぎで株を上げたのはJTBだ。さすが、海外旅行のブランド、根性がちがうぜ。逆に株を下げたのは近畿日本ツーリスト。やっぱ近畿なんて名前が付くローカル旅行会社はダメだ。せいぜい奈良の修学旅行くらいが関の山だ。近畿日本ツーリストは2年以内につぶれますね。

 そんでもってフランスだが、これはやはりワールドカップに乗じて一儲けしようという性悪フランス人が多いからそうなったのか、それともラテン人種にシステマチックなチケット管理が元々無理なのか気になるところです。フランス人に会ったら、「あんたはチケットの空売りでどれくらい儲けたんだ?」と聞いてみることにしよう。
 イヤガラセも考えた。ワールドカップのチケットの粗悪なカラーコピーを500枚くらい作って、パリの町中にばらまく。こんなメッセージを添えて。

 『3000枚作ったけど、500枚余ったからタダであげる。すごく儲けた。ジャポネ、メルシーボクー!』

・・こんなイタズラしたら、何人かフランス人が殺されちゃうだろうか?フランス人が今回の騒ぎを「国辱」と考えて欲しくて、悪い考えが浮かんでしまった。

■6月3日 梅雨入りに昆布うどん

 なんでこんなに仕事をしているのか、考えてみる。すぐに答えが分かった。きっとワタクシは全力疾走したいのだろう。車に乗れば、とりあえずレッドゾーンまで踏み込んでみるし、パソコンは超高速CPUを搭載した「かっとびマシン」にぐぐっとそそられる。護身用の小型ピストルと、エイリアン皆殺し型1000発銃があれば「持つと重いだろうな」とか迷わず、すぐに1000発銃を選ぶ私です。「イイダタカユキ」とか「クロネコマル」という人間をハイ・ドライブさせて、作る・稼ぐ・楽しむ・喜ぶとかの限界値に挑戦したい−−と日々思っている。あきれますか?

 そんでもって、上記のような文章を人目に晒すことにより、自分で追いつめているんでしょうね。「走り続けろ!」と、自分を。ホントは怠け者の自分を叱責しつつ、ノロノロと動いているだけなのかもしれないが。

 昨日梅雨入り宣言が出たそうだが、今晩は昆布うどんを食べた。もちろん両者には、何の関係もない。

■5月26日 教えること、教えられること

 ウチの会社では、とあるプロジェクトのために人員が必要となり、アルバイトを雇うことになった。2ヶ月、みっちり仕事をしてもらうのだ。アルバイトは両方とも専門学校でCGを勉強している2年生。知識も技術もそこそこだが、「どういう絵がウケるか?」「どういう絵で自分のオリジナリティを出すか?」ということがイマイチ分かっていない。と、いうか授業で教えてもらってないようだ。それでいいのか、専門学校!?
 変な話、技術は自分一人でも、取扱説明書を読めば何とかなる。問題はセンスとか、他人からシゲキを受けることだ。ウチの仕事でも、ウチのバイト君はわたくしに毎日「がーがー」言われている。「1枚絵でも、ストーリーを考えろ」「ナニを見せたいか、明確にしろ」「どこを工夫したか、説明できるようにしろ」などなど。もちろん親切心だ。早く自分のオリジナルスタイルを確立して欲しいけど、そうなったら私の下で働くのが辛くなるんだろうな。巣立ちさせるために雛鳥を教える、親鳥な気分ですね。ちょっとスパルタで、妄想めいた考えを持つ親鳥だけど。
 私自身の考えは、どちらかといえば局地的で、過度に攻撃的ということを自分でも気づいている。反省しているから、偉いヒトだぞ>オレ様。しかし、私の極論をすっかり真に受けて、洗脳されて変な方向に進み、人生を棒に振ってしまったら申し訳ない。と、思うが「真に受けちゃったヤツがいてね〜」とか、飲み屋で笑い話のネタにしてしまうかも?どっちにしろ、失礼ですね。前途有望な若者は、あまり黒猫色に染まらないよう、気をつけてね。私、「さっき言ったのはウソだ」「気が変わった」とかすぐ言うヒトだから。

 ところで、黒猫妻の説によると、デザイナーは一人だと刺激を受けなくて、腐って行くらしい。確かに仕事の緊張感や、相手の仕事からテクを盗んだり、違う世界を見る機会が減ると、腕も落ちるだろう。でも、これはなにもデザイナーに限ったことではない。在宅やフリーでの仕事が「カッコイイ」と思われがちだが、よっぽど自分を律する精神力がないと、「昼夜逆転して怠けて終わり」になってしまう。水が低い場所に流れるがごとく、人間も怠けやすいからなあ・・・

■5月25日 攻撃心の発露3〜戦闘の遺伝子

 はい、久しぶりの日記だが、仕事のストレスでかなり攻撃的なものになっている。「商人日記」というより「世紀末救世主宣言」という感じである。だから自分の殻をキチンと持っていない「洗脳されやすいヒト」には、キケンです。特に、攻撃心の発露と主題に書いてある項目は、ここを含めて読まない方がいいです。ごきげんよう!

 もし私がオウムの地下鉄サリンで最愛の家族を失ったり、自分自身に「死んだ方がマシ」というひどい後遺症が残ったら、やっちゃうだろう。オウムの残党を皆殺しにするのだ。聞けば、あヤツらは公然と活動を再開し、200人規模での集会を堂々と開いていることである。人間社会の落伍者・不治なる病原菌保持者・国を汚す汚物であるオウム虫どもは、雌・幼虫の区別なく等しく滅殺し、清潔・崇高なる人心を取り戻すのだ。−−おお、やべえ。いや、わたくしは思いこんだら、大量殺人も平気でこなしてしまうかも。「民族浄化」とかいってね。ところで、これは非常に極端な例にしても、社会生活(学校や職場)で、「戦える人・戦えない人」が非常に明確になってきていると思う。
 「戦う」とは拳を使っての原始的な戦闘ではなく、イジメや権力争いなど受けた場合の「対抗」を指す。私などは「殴られる前に相手を陥れ、合法かつ卑劣に放逐した上で唾を吐く」100%ピュア、「目には両目を、歯には下顎粉砕」の理屈で動く戦闘機械である。1を10で返す、攻撃の増幅器。
 一方、黒猫妻は「相手があきらめるまで、じっと耐えている」無抵抗主義者のヒトだった(最近はどうか知らないが)。3を0で返す、無限攻撃の吸着剤。実は周りを見回しても、「ナニさらすんじゃ、コラァ!」系より、ガンジー系の人の方が多いような気がする。何故だ?
 どっちが霊的に高級かといえば、もちろんガンジー系である。戦闘遺伝子を持っている私のような人間ばかりだと、世界は混乱と報復、恐怖と見えない暴力が支配する世の中になってしまう。救世主はケンシロウですね、当然。
 だから、うらやましくもあるガンジー系の人たちが、あまりガマンせず、平和に暮らせる世の中にしたいと思うわけです。もちろん、そのための多少の暴力は…どうだっけ、三蔵師匠様?

■5月25日 攻撃心の発露2〜人権は人のために

 人権は、すべての人間に等しく存在する権利だ。これには、とっても賛成である。では、人間とは何か?私の解釈では、「他人の人権を等しく守るもの」である。つまり、他人の人権を守る限り、その人の人権も人間として保証されるが、他人の人権を踏みにじったら、自分の人権も放棄することになる−−ちがいますかね?人権を放棄した人間は、動き回る醜悪な肉袋だ。駆逐せよ!って感じで、何をしても良い。もちろん、吊るして構わない。明快だ。
 「殺人犯にも、人権があります」というのは、もちろん反対である。奴等に人権などない。それこそ「レッドカードで退場した選手も、出場する権利がある!」というようなもので、ルール違反をした人間は、ルール外に消えるべきだ。死刑OK、人間が人間(実は肉袋だか)を裁く裁判もOK。戦犯を裁く東京裁判はもちろん、戦勝国の当然の権利である。イヤなら、負けるな。プライドがあるなら、刑場に引きずり出される前に、自決しろ。自決がイヤなら、軍人になるな。それが最低限のルールだろう。
 だって、もし東京裁判がなかったら、誰一人として罪に問われないと思う。厚生省の内部調査や、「ふげん」の内部調査、その他不祥事を起こした大企業の内部調査を見ても、「内部調査には限界がある」「人が人を調べるのは、日本人の美徳に反する」とかいって、まったく効果を上げていないし。

■5月25日 攻撃心の発露1〜東条英機ハラショー

 津川雅彦が東条英機を演じる、「プライド」という映画が公開されるようだ。私はあまり第2次世界大戦に詳しくないのだが、これだけは知っている。つまり、「いかに言葉を美しく飾ろうとも、『戦争に負けた軍隊』は穴のあいたバケツ、倒産した証券会社、スイッチのないテレビである」ということだ。つまり、クズですな、負けると。
 もちろん、負け方にもいろんな道がある。表向き降服はしつつも実態を曲げず、勝機をうかがうものから、180度価値がひっくり返る「犬の腹見せ」降服まで。私が思うに、第2次世界大戦の日本の負け方というのは、オウム真理教・麻原的敗北より、もうチト低俗です。だって、オウムの人たちは、糞味噌に負けて地べたに引きずり出されて解体されても、なお自分を曲げないもん。日本の人たちは負けたとたんに「ギブミー」だもん。どうでしょうか?
 そういう目で東条英機を見ると、カレは悪人と言うより、単なる無能・無責任な官僚の一人だった。ソロバンを弾きそこなって見込みのない経済改革…いや開戦に持ち込み、そこで優先するのは国益より省益…いや陸軍の体面と権力である。…目眩がするほど、今の大蔵省に似てますな。いや、大蔵省の中にも真面目な人がいるのは知っていますよ。陸軍に戦争反対の人がいたのと、同じようなものですよね。
 つまり、東条は木っ端役人に過ぎず、悪人ですらないのだ。「お国のため」と兵士は死んでいったが、当時の「お国」の実態とは無能役人のマスターベーション・ショーに過ぎない。そんなもんのために死ななくても、良さそうなものだが、当時は自分で判断するより、言われる通り死んだ方がラクな時代だったのである。もちろん東条には自決する勇気もないし、カレの娘はさっさとアメリカ人と結婚した。・・・とまあ、ここまでが不勉強な私の東条観である。だから、映画を見てみたい。映画を見ると、私の知らない東条像をしり、「ああ、わが国は日出ずる国であった事よ。あの戦争は実は負けていないのだ」というようになるかもしれない。ただし、単なる敗者美化の映画だと、はき捨てるツバの量が増えるだけかもしれないが。

■5月17日 朝御飯の失策と人物評価

 私の朝食は 1)8枚切りトースト1枚 2)ヨーグルト 3)フルーツジュース 4)紅茶が定番だ。外食でもしない限り、ほぼ同じものを喰って満足している。なんでもかんでも取り放題のビュッフェでも、同じものを喰う(時に目玉焼きを追加することもあるが)。健康的である。黒猫妻は「信じられない!」というが。
 ところでその朝飯で昨日、大変気まずい思いをした。おかわりの紅茶にミルクを入れようとしてオレンジジュースをぶち込んでしまい、「ひええー」と思っていたら、急に左手がベタベタする。見ると、パジャマの上に、いつの間にかベッタリとヨーグルトをこぼしていた。こぼしたことより、「いつ粗相をしたか分からない」という方がショックでした。気をつけることにしよう。

 ある人から「イイノケンジってどう思いますか?」と訊かれた。あなたならどう答えます?私は個人的にカレを知っているわけではないが、タレント並に色々祭り上げられたり、バッシングされたりしているのも横目で見ている。だが、カレのゲームを自分の金を出して買ったことはない。つまり非常に平均的な認知度しかもっていない。
 で、答えはこうだ。「稼いでいるみたいだから、OKだよ」と。ケナシを期待した方、すいません。でもこういう質問で安っぽく批判をすると、「私はパンピーです!他に何の取り柄もありません」といっているようなものだ。自分の会社を経営して、自分のタイトルを何作も出すことは経済力も才能も「持たざるもの」であるパンピーには無理な話だ。パンピーはそこで嫉妬したり、責めたりする。遥かなる外野から。
 私も自分の土俵をようやく作り、そして勝負をしようとしているので、そのレベルにいて、成功している人間は無条件にOKだ。考えるまでもないことである。もちろん、規模の大小や稼いでいる額も関係がない。「自立しているか、どうか?」だけが問題だ。
 逆にいくら立派な名刺を持ち、いくらクリエイティブな仕事をしたといってもサラリーマンな人には「リストラされないよう、がんばってね」と慈愛の目で見下す。月給の保証がされていて、クリエイティブもクソもないだろう、と思うわけです。まあ、商人はそういうものです。結局のところ人間性や作品はともかく、「リタイヤしないで、自分で走り続けている」ということが肝心だと思うわけです。

■5月16日 協調の理由

 鮮明に覚えている写真がある。週刊朝日だか文春だかに掲載されていた古い写真で、第1時世界大戦後の日本のドイツ人捕虜収容所の写真だ。はい、第2次大戦ではドイツとは味方同士だったけど、第1次大戦では敵同士だったのですね。ええ、WHY?韓国や中国の人は、今でも日本のこと警戒しているのに、なぜドイツだけがすぐに仲良くなったのかな?
 それは私が見た写真を見ればすぐに分かります。残念ながらここで掲載することはできませんが、ちょっと説明してみる。写真の収容所は小学校を改造したもので、鉄格子すらはまっていない教室(捕虜の部屋と思われる)からドイツ人捕虜が身を乗り出していて、窓の下には、物売りが酒やタバコを屋台で売っているのだ。なんと捕虜達は婦人との面会はもちろん、地元住民とのハイキングやコンサート、挙げ句の果ては日本国より給与も支払われていたという。第1次世界大戦のころは日本は国際法の優等生で、このような待遇が可能だったと思われる。そりゃー、手を組むわ。恨みもないだろう。ドイツ人達は捕虜とはいえ、上級将校もいたのだから。ワケのわからん東洋人にとっつかまって、「もう殺される」と思ってたらメチャクチャ好待遇なんだもん。それがたった数十年(正確には15年か?)で、虐殺あたりまえの鬼畜に逆戻りするとは・・まあ、この話(第二次大戦の日本軍人の?ぶり)は後ほどするとして。

 私がむかついたのは、ダイムラーベンツと三菱自動車の提携解消である。三菱とダイムラーといえば、枢軸国重産業(戦車と戦闘機含む)の、非常にキナ臭くていいコンビではないか!それがあんな米国の三流車屋にカッさわれおって。恥を知れ!っと言いたい。聞けば三菱自動車は三菱グループ内の順番にこだわって、他がどうなろうが知らないご様子。・・・まだGHQがいると思っているのだろうか?クズどもめ。このような大局を直視できん腑抜け経営者は、日本経済を混迷させる諸悪の根元であるからして、天誅を下さねばならん・・とまあ、ニセ右翼のようになってしまうくらい腹が立っているのである。ヤクルトのバカどもがバクチに失敗して1000億損したのは笑い話なだけだが、三菱自動車はイカン。無能・無策・無責任の典型だ。まあ、だからダイムラーは袖にした、という予想もつくが。無能・無策・無責任は大蔵省や政治家達もそうだもんなあ。やはり第二次大戦からの伝統か?・・すいません、ドイツの人。おなじ企業経営者として情けないです。つぶれちゃえ、こんなクソ会社。

■5月8日 眠るか、どうするか?

 今は午前4時だ。私は新宿7時のNEXで成田空港へと旅立たねばならん。黒猫妻とは、現地で待ち合わせだ。さて、会社で午前2時まで企画書を書いていてもうろうとしている私だが、旅の準備を全くしていない。午前6時前には家を出るとして、残された数時間を何に使うかが、ドキドキものですね。
 前は、同じようなシチューエーションで寝てしまい、エライ目にあった。特にビールを飲んだのがいけなかった。さて、どうしよう・・・とかいいつつホームページを書いているわけですが。

 下でも紹介しているミーシャ掲示板でも告発があったのだが、確かに「あきんど日誌」の更新が止まっている。イカン事ですね。でも、なんだか最近平和で、「くそう、なんたることだ。許せん、とても見ちゃおれん。これは公器たるホムペで糾弾すべし、黒猫裁判だ、許すまじ!」とエキサイトすることがなかなかないです。だって、アスキーは赤字400億で来年には店頭公開取り消しになるかもしれないし、ヤクルトはバクチで1000億円損してるし、ロックスターは死んじゃうし。なんか、ちゃんとした新聞が誇大妄想のホームページみたいになってきているので、すっかり毒気を抜かれているわけです。テキトーに忙しいけど、平和にすくすく暮らしてます。イカン事だろうか?

 ところで最近は新しい手下のミーシャをしごいている。私が早く楽ができるよう、みっちり仕込んでいるのだ。サリバン先生と呼んでくれい。月に代わって、お仕置きよ!・・・違いますね、すいません。疲れています。普段なら、ブレーキがかかって脳髄から先に出ない妄想信号が、指の先からキーボードを伝わって「だだ漏れ」に漏れています。テキストが打ち出されるモニターを見ながら、「あ、オレ様って今、こんな事考えていたのか!?」と新鮮な気分ですね。そうそう、ミーシャのことです。彼女はおっとりしているが、こっそりガッツもあるので見込みがある。でもグラフィックからレイアウト、テキストまで一日何回も黒猫チェックを受けて、があがあ文句を付けられて挙げ句の果てに跡形もなく書き直されてしまうという、苦難の道を歩んでいます。最近ではオレが近寄って「いかんよ、これは」とか言い始めると、たぷっと胃液が出て大変そうです。がんばるんだ、ミーシャ。黒猫特訓を耐えて、クレムリンの星になろう!(なんのこっちゃ)。

 そうそう、明日からちょっと出張します。5/12には戻ってきますので、メールの返事はそれくらいに。




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